⑮「封印切」「新口村」~たった3日でいい、妻と呼ばれたい~

女性の視点で読み直す歌舞伎⑮
「封印切」「新口村」
~たった3日でいい、妻と呼ばれたい~

近松門左衛門が書いた「冥途の飛脚」。
飛脚商の養子・忠兵衛と遊女・梅川の情熱的な恋愛と
公金横領、その後の逃避行を描きます。
原作では忠兵衛は、
飛脚商として預かっている人のカネに手をつけてしまう
どうしようもない男として描かれますが、
その後歌舞伎として改作された「恋飛脚大和往来」では、
同じ公金横領でも、やむにやまれぬ状況に変化しています。
原作ではものの道理をわきまえて説教する八右衛門、
歌舞伎では忠兵衛憎しでただのいやがらせ人間に変貌。
こうした変化は、なぜ起きたのでしょうか?

女が惚れる男ってどんな人?
現在(2015年1月~3月)放送されているTVドラマ
「デート~恋とはどんなものかしら?」などを挙げながら、
女性の恋心について考えていきます。

・GINZA楽・学倶楽部
2014年3月6日(金)13:30~15:30

http://ginza-rakugaku.com

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る